
企業にも経営理念があるように同友会にも同友会運動の歴史の蓄積の中で培われてきた同友会理念と呼ばれるものがあります。理念とは「理性によって到達する最高の概念」(広辞苑)の意味ですが、会の目的、性格、基本となる考え方を総称するものです。今日、同友会理念と呼ばれる内容は次の三点にあらわすことができます。
1969 年春頃から、故井上良治氏(元代表理事)等を中心として、小樽と札幌の経営者数人が、労働組合、社員教育などについて定期的な情報交換の夕食会をもっていました。そこへ、「東京、大阪、神奈川、名古屋、福岡に中小企業家同友会という会があって、ザックバランに経営上の悩みを話し合っている。そろそろ全国協議会をつくりたいのだが北海道にもつくらないか」という話が、書籍、石油業界のルートから持ち込まれました。