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速報 2015年の賃上げ・初任給はどうなるか 調査データ・資料
速報 2015年の賃上げ・初任給はどうなるか〜賃上げ・初任給の腹づもりアンケート調査結果〜
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 この調査は、2月中旬に当会会員企業(5,878社)にアンケートを郵送し、3月20日までに回答のあった197社についてまとめたものです。回答率の低さは、先行き不透明な景気動向により、3月上旬になっても賃金を決めかねている経営者の悩みの深さを反映しているともいえます。
<調査結果 概要>
1.賃上げ予定企業は41%(昨年比28%減)。賃上げ未定企業は54%
2.賃上げ率は平均2.3%、賃上げ額は平均4,459円
3.初任給の平均アップ率は、大卒が平均0.3%減少する一方、高卒・高専卒等他は増額
回答企業の平均資本金、平均従業員数

1、賃上げ予定企業は41%、昨年比28%減。54%が賃上げ未定


第2表 2015年賃上げ(定昇含む)平均額(予定)

 賃上げについては、「賃上げあり」(定期昇給を含む)と回答した企業が41.1%で昨年より28%減少し、未定と答えた企業は54%にのぼっています(第1図)。有額回答企業の賃上げ予定額は、全道平均で4,459円(2.34%増)となりました(第3表)。業種別ではサービス業のアップ額、率が最も低くなっています(第4表)。

第2図 賃上げ額度数分布【全道】


2、初任給は、大卒が微減となる一方、他は増額

 初任給の全道平均額は、前年度と比較し高卒は平均4.3%増、短大・専門学校卒は平均1.7%増、高専卒が平均4%増となりました(第4表)。一方、大卒は平均0.1%減となっています。全体として期待通りに大卒の採用が出来ず、高卒や高専卒、中途社員の採用でカバーしたものと思われます。
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