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2005年の初任給・賃上げはどうなるか 調査データ・資料
2005年の初任給・賃上げはどうなるか〜初任給・賃上げの腹づもりアンケート調査結果〜

 この調査結果は、当会加盟企業(会員数4,818社)の中から、地域・業種などを勘案して1,000社を任意抽出、2月中旬にアンケートを発送し、3月4日までに回答のあった163社についてまとめたものです。
 回答企業の平均資本金、平均従業員数は、第1表の通りです。この種のアンケートは、比較的業績の良いところが早めに出てくる傾向があり、速報のためサンプル数も少ないので、そのことを考慮し、ひとつの目安としてご利用下さい。

1. 微増の賃上げ

 第2表の「2005年賃上げ(定昇を含む)平均額(予定)」をみると、全道平均の男性でアップ額3,415円、アップ率1.41%となっています。女性はアップ額3,023円、アップ率1.58%です。
 昨年との比較では、男性がアップ額で526円の微増、アップ率で0.05ポイントの微増、女性がアップ額で655円の微増、アップ率で0.35ポイント増と昨年並、もしくは微増の傾向を示しています。「現状では賃金をアップできる状況でないのでボーナスで対応したい」「定期昇給を廃止し、業績と個別評価により昇給や降給もある賃金体系とした」とのコメントもあり、依然厳しい経営環境が続いていることを伺わせます。今回の結果は、比較的業績の良い企業の回答が多いことの反映でしょう。

2. 初任給は、昨年並みか微減傾向

 「2005年初任給平均額(予定)」(第4表)をみると、全体として昨年並みもしくは微減となっており、賃金の面で働きざかりの中堅社員に少しでも配慮したいとの思いがあるようです。

※参考

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第3表 過去10年間の賃上げ額、賃上げ率の推移
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