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速報 2004年の初任給・賃上げはどうなるか 調査データ・資料
速報 2004年の初任給・賃上げはどうなるか〜初任給・賃上げの腹づもりアンケート調査結果〜

 この調査結果は、当会加盟企業(会員数4,793社)の中から、地域・業種などを勘案して1,000社を任意抽出、2月中旬にアンケートを発送し、3月8日までに回答のあった313社についてまとめたものです。
 回答企業の平均資本金、平均従業員数は、第1表の通りです。この種のアンケートは、速報のためサンプル数も少なく、比較的業績の良いところが早めに出てくる傾向がありますのでそのことを考慮し、ひとつの目安としてご利用下さい。

1.厳しい状況が続く賃上げ

 第2表の「2004年賃上げ(定昇を含む)平均額(予定)」をみると、全道平均の男性でアップ額2,889円、アップ率1,36%となっています。女性はアップ額2,368円、アップ率1,23%です。
 昨年との比較では、男性がアップ額で1,901円の増、アップ率で0,98ポイントの増、女性がアップ額で1,366円の増、アップ率で0,7ポイントの増と昨年より増えています。
 しかし、「賃上げゼロ」と回答した企業が37,9%(昨年は52%)と依然多く、経営環境が好転したとは言えません。むしろ、「2年間、ほとんど賃上げをしていないので今年は定期昇給だけでも実施したい」(第3表参照)との経営者の思いや、比較的業績の良い所がアンケートに回答していることの反映とみるべきでしょう。

2.初任給は、営業・技術職がやや上昇

 「2004年初任給平均額(予定)」(第4表)をみると営業職・技術職が、昨年より若干高くなっています。競争力を強化するためには、良い人材の確保が不可欠と考えているためでしょう。
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